TEASER MOVIE
ANRF-0001
muonk[muon]
鎌野愛 (Ai Kamano)
solo 1st full album
19.02.20 Release
¥2,300+税
JAN:4580629220004
香川県高松市出身、東京都在住のヴォーカリスト。
音楽大学大学院で声楽・オペラを勉強する傍ら、バンド活動を始める。2016年まで「ハイスイノナサ」のヴォーカル・キーボードとして活躍。「地下鉄の動態」のMVが文化庁メディア芸術祭に於いて新人賞に選ばれる(制作:大西景太)。
TV アニメ「東京喰種√A」の OP テーマ「無能」、ゲーム「東京喰種 JAIL」主題歌「贅沢な骨」の歌唱を担当。楽曲は高橋國光によるソロプロジェクトösterreich。その他、広告、TV番組にも数多く歌声を提供している。
ライブサポートも行っており、これまで、TK from 凛として時雨、THE NOVEMBERS、sora tob sakana 等にキーボード&コーラスで参加。2019年2月、2年間の制作期間を経て、自身初のソロアルバム「muonk」をリリース。作曲、作詞、歌唱、鍵盤の全てを行っている。
2019.4.19(金)
代官山 晴れたら空に豆まいて
開場 19:00 / 開演 19:30
前売 2,800円
当日 3,300円
(共に1ドリンク代別途)
COMMENT
普段音楽を聴いていて、
どんな楽器・音に耳が行くかというと、
僕の場合は“声”です。
主には言葉を持った歌、
特に日本語に意識が向きます。
向いてしまうといってもいい。
“意味の通じる言葉を発する人の声”には
そういった特別な
引力・重力のようなものが、あります。
言語の理解によって瞬時に内容が
“わかってしまう”ということです。
時にそれは便利で、心地よく、時に煩わしい。
“わかる”ということはそれ自体に
縛られるということでもあります。
「声を楽器のように使う」
よく聞く言葉ですが、
これは単に擬態を意味するのではなく、
扱う言語が何に帰属するかを
表現しているのかもしれません。
人には人の、音楽には音楽の言語があります。
「muonk」における鎌野さんの“声”は
様々な言語を話します。
彼女の声と音楽の間には秩序があり、
調和があります。
“わかる”ことに縛られず、地面にではなく、
自分の内部に求心力を宿すこと。
その美しさと勇敢さを、
この作品は教えてくれました。
ー 小林祐介 (THE NOVEMBERS)
いったいどんな思考をしたら、
こんなアルバムになるんでしょう。
かまのさんの頭の中を覗いてみたいという
願望が一層強くなる作品でした。
ー ちゃんMARI (ゲスの極み乙女。/ ichikoro)
無垢に生きていけるならば、
どれだけいいのだろうか。
無知に暮らしていけるならば、
どれだけいいのだろう。
腐敗の印章を片手に、今日も頭を垂れ、
取り戻せぬ日々に振り返り祈る。
曰く、その果てにあるのは祭壇だという。
道中にて、音楽が鳴リ響いている。
物言わぬ物の振動に似ている。
無垢で無知で、
決して腐ることのない思い出たちの震え。
どうしてぼくはこれになれないのだろう。
いいアルバムです。
正直に言って嫉妬しております。
直接言うのは悔しいのですが、
ずっとこういうものを作りたいと思っていました。
ー 高橋國光 (österreich)
いい意味で毒を食わされながら解放される感じ
寂しさと怖さの最後に幸福があるような
音楽や器で何か別の事を想像させたり
違う世界にもっていける事が一番だと思う
頭を殴られるような
そう感じました
ありがとう
ー 陶芸家 小野象平